当時のソニーと並んで小型短波ラジオの頂点に立ったナショナルの、いまでは考えられない国内製。名刺入れサイズの駆体に短波、中波、FM受信メカがぎっしり詰まっています 。 1980年代後半から両社とも小型短波ラジオの製造に乗り出しましたが、主力はソニーに移り、本品は後継もなくいまでは貴重、希少な存在です。 海外出張のお供にと購入しましたが、現地で日本の短波放送を選局する手間と時間がもどかしく2,3回の出張で飽きてしまい、以後は自宅保管となりました。 単3電池2本使用、作動確認済です。短波、中波、FMともちゃんと受信しますが受信機能、能力がどの程度あるのかはわかりません。それと電池ケースの蓋がうまくはまりません。ムリしてはめても今度ははずせなくなりそうで、はずしたままにしてあります。購入は1990年代前半です。 本品にご興味のある方、壊れても修理、再生のできる方にお譲りします。