大泉黒石全集　9巻 第1巻　人間開業 第2巻　老子 第3巻　老子とその子 第4巻　預言 第5巻　人間廃業 第6巻　ポルトガル女の手紙 第7巻　眼を捜して歩く男 第8巻　恋を賭ける女 第9巻　おらんださん 編集　由良君美　他 緑書房 1988年発行 2700円　(9冊　24300円 ) 日本人とロシア人の両親をもち、生まれてからずっと数奇な運命を背負って生きてきた大泉黒石。文学史の闇に輝く日本のドストエフスキーが現代小説の方法を構築し、宇宙の中の生存の謎を追求して、現代の心に訴える名作を残しました。 1988年に発行された全集の全9冊が揃っているのは、珍しいと思います。 1800部限定です。 当初第一期には全8巻の予定でしたが、第二期に予定していた第9巻を反戦文学という視点から早く出したいということで、急遽追加発行されたようです(8巻の月報の間に、発行に至った旨を書いた紙が挟んであります)。 全巻に月報もついています。 函は、角が若干スレているものがあります(写真16、17)。また、4巻目に薄いシミがあります(写真15)。 本体は、全巻とびらの部分が写真9のような様相でありますが、このページの紙質の関係の為か、写真10のような薄いシミのようなものがとびらの裏側にあるものもが数冊あります。(写真を撮ってあるものが1番酷いです) 小口に2、3ミリの薄い小さなシミが3，4個あるものが数冊あります。ただし、ほとんどわからない程度です。 未読ですので使用感はなく、本文部分は大変綺麗です。美本です。新本の状態を残す為、1巻目の中身写真を撮るにも、ペーパーウェイトなども使っていません。 写真にてご確認ください。 自宅で大事に保管していた本ですが、新品とご理解頂きご検討ください。 申し訳ありませんが、バラ売りはできませんのでご了承ください。 また、配送方法は変更になる場合がございます。 ご覧頂きありがとうございます。