京都の展示会「日本の紬コーナ」で購入しました。着物通の憧れ、織るのが難しく高価と言われている地空きの大島紬の訪問着です。上前の肩から裾まで、少し赤みをおびた茶色の鱗文様が大胆で、とびきり素敵なお着物です。　紬コーナーの作家さんが、【とても細い糸で織られ、手間のかかった大島紬で、糸質から吟味されているので、手触り、光沢が違う。しっとりとした風合いで大島にありがちな金属質な光沢でなく糸本来の柔らかな光沢でお色も、温かみのある黒色】とおっしゃっていました。高価なお着物で100万円近くしたと、記憶しています。 …………＊* 鱗文様の意味は、魚や龍の鱗を象徴しており、繁栄や成長、自由。若々しさや再生を意味しています。 衿と裾と袖には、線模様が織で入っています。 着用回数は、5〜6回位です。着用ごとに呉服屋さんでお手入れをして頂き、桐の箪笥で大切に保管していましたので、綺麗な状態です。 出品にあたり確認したところ 衿に薄っすらとスレのようになってるところが有りました。仕様に影響のない範囲と思います。 お袖と身頃の縫い目の所に一箇所、細い白い糸で押さえている部分がありました。（13枚目です）お手入れに出した時に心づかいで、してくださったのかと思います。見える所ではないです。 八掛けの裾に痛みがありました。表からは、見えないところ（写真14枚目） ご理解頂ける方に、よろしくお願い致します。 その分お安く出品させて頂きます。 気になられる方、神経質な方はご購入をお控え下さいませ。 　　　　 ●寸法 背身丈1m59cm 袖幅34.8cm 肩幅33.0cm 袖丈49cm 繰り越し８分 前幅23.5cm 後幅30.0cm 何なりとお問い合わせくださいませ。