皆さんはプアマンズグランドセイコー（以下からGSに省略）という言葉はご存知でしょうか？簡単に言うとGSのようなデザインで機能面も優れていながら安く買えるSEIKOのモデルを指します。 しかし、近年SEIKOはGSの価値を高める為、SEIKOとブランドを分ける事で差別化を図りました。それに伴いデザイン性をわざと落としたり、名品やSEIKOの良心と呼ばれるモデルを次々に廃盤にしたりしました。有名どころでいえば、SARB033、SARB035ですよね？GS以外のシリーズで、高いデザイン性や機能性を保ち長く販売をされていましたが、とうとう廃盤…現在は使用感がある新品でも定価以上で取引される程にプレミア化しています。実は機械式以外のモデルでも、プアマンズGSと呼ばれるモデルがあります。それの代表格がブライツのSAGZ081、SAGZ083、SAGZ085、SAGZ087で、このシリーズは最後のSEIKOの良心としてロングセラー化しています。 前置きが長くなりましたが、今回出品しているのはプアマンズGSのSAGZ081です。定価は71,500円ですが…電波ソーラーでシンプルな三針時計。夜光のないドルフィン針で、針は左右で鏡面と艶消しの仕上げになっており視認性が高くなっています。 ボタンは埋め込まれている感じで、指では押せませんが、出っ張りが無いのでデザイン的にスッキリとしています。光の反射を抑え思わず本当にガラスが付いているのかと疑うほど視認性のあるスーパークリアコーティング、またケース・バンドがチタンケース。更に更に薄い！そんでもってめちゃくちゃ軽い！色々と述べていますが、つまりはGRAND SEIKOっぽいんですよね（笑）スーツとの相性は抜群です。しかも、機能性もある。もうこれは人気が出ないわけないんです。 腕時計の状態ですが、目視をする限り風防に傷はありません。その他の部位には、使用に伴う擦れや小傷はあるものの、十分に良品レベルです。付属品は完備で、余り駒もあるので、腕周りの心配はないです。（保証書は無記載） 非常に素晴らしい造りの時計です。このシリーズは廃盤の噂もあり、徐々に相場を上げています。この機会にプアマンズGSの電波ソーラーモデルをゲットしてみてはいかがでしょうか？