木綿着物 綿薩摩 本さつま 160亀甲 紺色 袷仕立て 藍染 東郷織物

「東郷織物（とうごうおりもの）」が生産する木綿着物「綿薩摩（めんさつま）」のお着物です。 綿薩摩とは宮崎県都城市（みやこのじょうし）を名産地とする藍染めの木綿絣のことです。 綿で製作されているにもかかわらず、滑らかな肌触りはまるで絹のようなので、綿織物の中でも最高品質とされています。 東郷織物は宮崎県都城市にある織物工房です。 1947年、締機の工法を完成させた永江伊栄温の三代目に当る東郷治秋と、薩摩絣の発明者である永江明夫の二人によって都城に創設されました。 永江明夫は現代の名工にも選ばれており、現在は谷口邦彦が代表を務めています。 小説家・武者小路実篤は永江明夫が手がけた綿さつまを着た際、あまりにも素晴らしい着物だと感じたため、永江明夫に「薩摩絣　手織絣　誠実無比　実篤」と書いた感謝状を送ったそうです。 東郷織物の木綿は綿織物では最高級品と言われております。 薩摩絣ならではの繊細な糸から紡ぎ出されたき160亀甲の緻密な地に黒いすっーとしたお柄が美しく織り出されています。 本さつま証紙は付属していませんのでこちらのお値段となっています。 絹や久留米絣には無いやわらかな木綿のとびきりの肌ざわりと着心地のよさを、お持ちの名古屋帯や半幅帯と合わせてご愛用いただければ幸いです。 ●色味： 紺色 ●サイズ： 広衿、袷仕立て 身丈 148cm 裄丈 65cm 袖丈 46.5cm 前幅 25cm 後幅 30cm 裄の縫い込み お袖側:3.5cm 見頃側:5cm 内揚げ約10cm ※素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。 ●素材： 着物地は木綿 胴裏は正絹 八掛は薄茶系の絹地 ●状態： 着物好きの母から譲り受けたお品です。本薩摩も好きで数着持っておりましたが、こちらのお品はお袖に仕付け糸が残っておりますので袖丈を直したのかあまり着用した感じはなく綺麗で状態は良好です。 新品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。 ●その他、注意事項： 証紙は付属していません。 お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意下さい。 どうぞよろしくお願いいたします。 身丈(肩山から)...145〜149cm